コキ106は平成9年(1997)〜平成19(2007)にかけて、1162輌が製造されました。大きな特徴
としては標準の12ftコンテナだけではなく、海上コンテナやタンクコンテナなどの規格外
サイズにも対応した汎用型のコンテナ貨車です。
主に幹線の高速貨物で使用され、列車の重量が1,300t(26輌編成)の時は時速100km/h、1,200t
(24輌編成)以下の時は時速110km/hの最高速度で運転されています。東海道・山陽本線、
東北本線〜北海道、日本海縦貫線で広く活躍し、海上コンテナやタンクコンテナの積載
も可能なため、バラエティ溢れる形態のコンテナを搭載して走行する姿が見られます。